この地域と棚田のこと

心の原風景、石積みの棚田

岩屋キャンプ場のさらに奥にある竹地区には、400年程前からつくられたと言われる数百枚の石積み棚田が広がっています。山間地を農地として利用するために切り拓かれた棚田は、日本の里山の原風景のように心を落ち着かせ、1999年には農林水産省の「日本の棚田百選」にも認定されました。

棚田の写真

棚田の写真

高齢化が進めば棚田維持は難しい

しかし近年、棚田のある竹地区は高齢化が急速に進んでいます。東峰村の高齢化率は福岡県下で一番高く、村の子どもたちの多くは都会に出ていきました。米の生産場であるだけでなく、多様な生き物を育み、水を貯えるなど多面的な機能を持つ棚田は、人の手があって初めて維持できるもの。このままだと、竹地区の棚田は耕作放棄地が増え、いつかこの素晴らしい景観も無くなってしまいます。

棚田維持

九州北部豪雨がさらなる追い打ち

さらに、2017年の九州北部豪雨で、宝珠山地域は大きな被害を受けました。土砂崩れや河川氾濫により多くの建物が倒壊、犠牲者も出ました。地域の貴重な収入源となっていた宿泊施設や棚田親水公園も閉鎖を余儀なくされ、JR日田彦山線も不通となり外部との行き来も難しくなりました。棚田保全の困難さに追い打ちをかけるような大きな被害に、村の人たちは打ちひしがれました。

九州北部豪雨被害1

九州北部豪雨被害2

復興へ向けて、一歩ずつ

それでも、悲しんでばかりはいられません。元のふるさとに戻すため、前を向いて歩いて行こうと、村の人たちは連携を取りながら、各々ができる努力を続けました。全国からもたくさんの支援を受け、少しずつ着実に、復興への歩みを始めました。

棚田維持

九州北部豪雨被害2

棚田の景観保全のため、法人を発足

2019年には、棚田の景観を守り、次世代に残していくために、地元住民が中心となって一般社団法人 竹棚田を発足。リニューアルされたキャンプ場、古民家を改修した宿泊施設などの運営を予定しています。村を訪れる人たちとの交流によって、地域に新しい風を吹き込み、この風景を未来へとつないでいきます。

棚田の景観保全

一般社団法人 竹棚田 会社概要

事業概要 棚田景観保全を目的としてキャンプ場など宿泊施設の運営、管理を行う
設立 2019.6.17
構成団体 棚田景観保全委員会、棚田まもり隊、(一社)SINKa、東峰村
住所 〒838-1701  
福岡県朝倉郡東峰村宝珠山5453番地
電話番号 0946-23-8423(キャンプ場内事務局)

棚田の景観保全

皆様からいただいた利用料の一部は、
棚田の保全のために活用します

岩屋キャンプ場やコテージ、
今後棚田の中にできる宿泊施設やレストランの収益の一部は、
一般社団法人竹棚田を通じて、棚田の景観保全に活用されていきます。
皆様の応援、どうぞよろしくお願いいたします。

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